苦手は手前から始まる

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よくレッスンをしていると
「バックサイドが苦手です」とか、具体的にどこが苦手なのか伝えてくれるケースがある。
確かに、その人を見ていると、バックサイドをズラして滑ってしまったりしている。
だけど、実際にその問題箇所を考えてみると、その手前から始まっていることが多い。

例えばバックサイドが苦手な人の場合には、その手前であるフロントサイド・ターン後半に問題があるものだ。無理に上半身を前に捻り、基本姿勢を保てなくてなっていたり。フロントサイド後半もスタンスに逆らわず上半身を真横に構える(注:厳密に言えばその人のスタンスで上半身の向きは変わる)。そうして基本姿勢を保ち、フロントサイド後半での安定感を得てくると、バックサイドターンにうまく入れるもの。バックサイドに意識がいくあまりにその手前の問題が、解消されていなかったりするので気をつけたいものだ。

他の例では、エアーが苦手というケース。その人の認識では、空中に飛び出している自分が安定感がないので、意識は「空中での苦手意識を解消」という方向に行っている、しかし、本当はその手前の動きである、リップの踏み込み、さらにはその手前の助走部分に問題があったりする。
アプローチでは腰をあまり折らずに、ヒザと足首をしっかりと曲げて、そして踏み込みではリップ手前までギリギリ待ち、テールで蹴るようにする。すると、フワーっと上に飛び上がり、安定感あるエアーをすることができるものだ。

以上、2つの例のように、苦手だと思った箇所は、その手前の運動のことを考えると、その要因がわかったりするものなのだ。

あなたの苦手だと思っているところはどこ?
苦手だと思っていたら、その手前でどんなことをしているのか考えてみよう。そうしたら苦手を克服できない犯人が見つかるものだよ。
 

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