毎日すべりたい!

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最近忙しくて、なかなか滑りに行けない。先日は4日間空けて山に上がったけど、いやあ調子悪かった。フリーライディングとかは、長年のキャリアが蓄積されているから問題なく行けるのだけど、レール、ヒップ、パイプはまったくと言っていいほどダメ。今までやって来たこともうまくいかなくなる。あきらかに練習不足だ。先日のグローバル・インタビューに登場した周くん(高石)にそのことを伝えたら、「いやあ、オレも1日空けたら調子悪くなりますよ。」とのこと。
周くんのようになんでもできるライダーでも、苦労しているのだから、オレの苦労も当たり前だな、と思ったしだいである。

しかし、今、これを読んでいる方なんて「そんなこと言っても、オレたちワタシたちは行けても年間20日間がせいぜいだよ~」と声が聞こえて来そうだ。そんなこと言われると、本当に恐縮してしまうし、ちゃんと自分だけが楽しむのでなく、きちんとこの楽しさを伝えないと、と思う。
だけど、焦りは禁物なのである。何か突然、完結的な文句を並べてさらに申し訳ないと思うのだが、これは事実。

多くの人が思うことだろう。もっと滑りたい!毎日滑りたい!って。だけど、スノーボードは本当に何歳になっても上達できるものだ。オレなんか20代の時には、30代の衰えを予測してヤバイと思ったけど、それは超トップ・アスリートの世界だけの話で、普通に上達するだけなら、永遠に上達を続けるように思える。今、オレは34歳だけど実際に上達できる自分を強く感じることができる。だから、そんなに急いで上達の階段を登ることもないだろう。このサイトでもいろいろな形で伝えて来たけど、焦りはケガにつながるのだから。

今、みんなが「毎日すべりたい!」という意識を持つことは、とても素敵なことだと思う。ひじょうに強いモチベーション(やる気)があるということだから。だが、実際滑れないものはしょうがない。ちゃんと会社に行ってお金稼がなくちゃいけないし、ちゃんと学校に行って勉強もしなくちゃいけない。スノーボードだけやっていても、飯は食えないからね。
それと、もう1つアドバイスとしては、人間好きなことばかりやっていても、いつかは好きなことがそれほど好きでなくなる。例えば、いくらオレはウニが大好物と言っても、流石に10個はきついだろう。いや、10個は行けても20個は無理というところか? ともかく続けて食うことは不可能だし、好きなこととは嫌いになることへの裏返しである。

何かメチャクチャに脱線したコラムだけど、まっ、たまにはいいか!?
オレが言いたいのは、今の状況の中で上達するためには、焦らずに上達すること。すなわち「ゆっくり上達を楽しもうよ!」ということなのだ。

いろいろな経験をして来たけど、結局は人間って結果を手に入れたことよりも、結果に向かって行っている方が楽しいんだよね。何か結果よりも、その目標に向かっている姿の方が全然大事だと思うのだ。
毎日滑りたい!だけど、その気持ちを大切にしながら、ケガのない楽しいスノーボーディングをやって行こうではないか。そして、おじいちゃん、おばあちゃんになってもずっとスノーボードを楽しみましょう!

 

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