回転エアー時の方向付け

LINEで送る
Pocket

最近、グラトリで180をする時には、意識してエッジを噛ませるようになった。というのも昨年、ハウツービデオ浪人を撮影を通して、回転技でのエッジングの大切を感じたからだ。何気なくやっていた180も、意識してエッジを噛ませることでずいぶんと安定感が増したことを実感できた。

ロケットの発射台、野球のスローイングなど、飛ぶものには常に軌道というテーマが入る。その軌道を安定させるのが、エッジングというわけである。考えてみたら、ゴルフなどもフォームが決まらないととんでもないところに飛んで行くが、あれなんかも軌道を安定させるためにフォームをしっかりと決めないといけない。ちょっとでも体がブレると、結果はとんでもない方向へボールが飛んで行く。

今月のSnowBoader誌での石原タカくんのインタビューにも、興味深いコメントが紹介されていた。「フロントサイドでフラットで抜けるのは無理だ」と。パイプではボードを切り換えるために、空中に飛び出す前のリップでは、ボードをフラットにする、というのが1つの基本だった。もちろんパイプの場所が斜度があれば、ある程度はエッジングをかけないといけないが、きちんと抜かすためにはフラットというのが定説だったと思う。だけど、このタカくんのコメントを聞いて、「フラットは無理。その中で飛ぶことを考えて行った結果、最終的にはエッジを噛ます飛びだったのか」と思ったものである。

パイプ初心者には、今まで必ずと言っていいほど「壁に向かってボードをフラットにするようにしよう」と言っていたけど、これからは状況に応じて、エッジングもOKである、ということを伝えていくべきだとも考えた。もちろんある程度、フラットにできる技術があってこそ、エアー中でのエッジの切り返しができるので、これからも似たようなアドバイスも送るだろうが、何より軌道を考えたエアー時の方向付けも必要だろう。特に横回転技においては、横方向への振りに耐えるためにも、ある程度のエッジングが不可欠だと思うのだ。

ともかく、これからは横回転をする時には、ぜひエッジングの意識をしてみましょう。そうすると、スピン技の安定感が出て一段階レベルアップするでしょう。

LINEで送る
Pocket