前進後退また前進

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♪幸せは~歩いてこない
だ~から歩いていくんだねぇ~
一日一歩!三日で三歩! 三歩進んで 二歩下がる♪

若い人は知らない方も多いかもしれないけど、お馴染みの水前寺清子の三百六十五歩のマーチの唄のフレーズである。幸せをつかむために一歩前進、三歩前進、そしてまたニ歩下がるというのは、何かスノーボードの上達の道のようである。

新しいことにチャレンジする。一歩前進する。そして新しい技がメイクできるようになる。三歩前進した気持ちになる。しかし、まだ自分の技として浅い段階にある内は、すぐにできなくなることもある。例えば雪のコンディションの悪さ、体調面の悪さ、精神的に乗っていない時などは、たちまちメイクできなくなるようなものだ。そういった時には、また二歩下がった気持ちになる。

そこで多くのスノーボーダーたちはガッカリしてしまう。「昨年せっかくできたものができなくなっちゃったよ~」とため息をついたり。またなかなか前進できないジレンマに陥ることもある。

しかし、自分がコーチングをしてきた多くの事例において、ほとんどの人はまだ練習が少ないのに、勝手に落ち込みがちだ。コーチはその人に上達してほしいので、アドバイスを送るが、なかなかすぐに上達できるものではない。だから、その人はできないからといってガッカリすることはないのだ。何度も練習を重ねる内にきっと上達するためのきっかけをつかむことができるから。「上達しないなあ」と思う前に、どんどん練習すること。信用できるコーチの言葉を頭に入れて、何度もトライしてみることだ。そうしたら、きっと前進できる。

ところで、みんなプロ・スノーボーダーというのは、センスがある人だと思っていないだろうか?
確かにそういった側面も否定しない。しかし、最近自分はコラムでも書いたけど、プロで活躍している人は、努力を継続するセンスがある人だと思う。自分が尊敬するライダーたちは、みんなハングリーに練習を続けている。だから、みんなの前で何年も輝きを放つ。

そんなわけでみなさん、一歩前進三歩前進、また二歩下がっても、まだまだ一歩は前進しているのだから、歩もうではないですか! 努力することで、実力が上がることはあっても下がることはないと思いますよ。もし、そういうイメージで捉えた方がいたら、自分のイメージが勝手に上がっちゃったのかも!? 例えば、仲間の良い滑りを見て自分ができないところと比べてしまったり。

ともかく、上達するためには、結局のところ水前寺清子スタイル!

 

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