リスクの負い方

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何の物事でもリスクを負って、トライする時が来るというものだ。
そうでないと、その物事におもしろみを感じないし、成長もないから。

しかし、スノーボードほど、リスクの負い方が難しいものはないだろう。

例えば、チェスという遊びを取ってみよう。
勝つために、時には均衡を破るような勝負手をしなくてはいけないことがある。まさにリスクを負う瞬間だ。
そのため、成長もできるし、勝つこともできる。だが、残念ながらそのために負けることだってある。

他のスポーツ、テニスを例にしてみようか。
リスクを負って、前に出てみる。見事にボレーを決めて、勝つ!しかし、そのために、背後を突かれて負けることもある。

そこには、転倒とか、ケガとは無関係だが、スノーボードは違う。

リスクを負って、いよいよ自分では飛んだことない大きいサイズのジャンプにトライ。
あるいは、やったことのないスピン・トリックにトライ。
うまくいくこともあるだろうが、うまくいかないことも多い。転倒してしまう。ケガをしてしまう。しばらく雪上に行けない。おまけにネガティブな感覚に襲われる。という最悪の事態も起こりえる。

もちろんスノーボードだけが危険ってわけではないけど、スノーボードは他のスポーツや遊びに比べて、リスクの負う代償は極めて大きい。そのためか、スノーボードは、他のものには替えられない、楽しい快感も待っている。

それでは、どのような時にリスクを負うべきか。

1)まずは、できるだけロジカル(論理的)に考え、あきらかに失敗しないような環境作りをすることだ。そのための下見や練習を必ず徹底させる。

ジャンプだったら、下見。アプローチに実際に入り、飛ばないで見る。
ランディング角度の確認。
最も怖いナックル(凸)に落ちないように、スイートスポット(斜面があるランディング・ゾーン)に達するスピードを考慮。どの時点で直滑降してスピードをつけるか、他のライダーを観察して検証。

練習方法としては、実際にキッカーの横をあたかも飛ぶような気持ちで滑ってみる。
特にフラットから着地エリアのところを利用してオーリーすると、実際にランディングした時の感覚に近いものを得られるのでオススメ。

さらに技術的に考える。踏み込みができているか。空中でヒザを引き寄せているかなどのリスク飛びするための技術が身に付いたかどうか。

2)次に自分で検証したこと、練習したことなどが、第三者から見て、正しいかどうか、信頼ある先輩ライダーやコーチに聞いてみる。
そして、そのアドバイスも考慮した上で、自分がリスクを負ってチャレンジするべきかどうか判断する。

(※もし、良かったら自称ハウツー天使の僕に聞いてみてください。→ fusaki@dmksnowboard.com

もちろん、その前に良いヒッププロテクターなり、ヘルメットなりをすることなど、万が一の転倒に備えた安全準備もしよう。

3)最後に、どう考えてもできる確立が相当高まったところで、イメトレを開始。
成功するイメージトレーニングを何度も行う。

以上、ご参考に!

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