スノーボードは目線でする

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極端な話、スノーボードは目線でする、と言ってもいいほど、目線は大事だと思います。

これから進む方向に目線を送り、どのようなライディングをしていく。
車で言えば、運転手の役割を「目線」が行なっているようなものです。

だけど、結構、多くの人がこの大事なことを疎かにしていたり、
また正しい目線を送る方法を知らなかったり。

だから、今回は目線の話デス。

正しい目線の方向とは?
簡単に言えば、これから進む方向に行くこと。
決して誤った方向に送らずに、また決して先走ったところを見ないこと。

具体例。
初心者、中級者、いや上級者でもよくある例を。

カカト側のバックサイドターン後半で、目線がボードの進む方向に行かずに、先行する目線が行き過ぎる例。
本来なら、大回りターンの場合、時計の針で言う、2時から3時方向に行けばいいのだけど、6時も先行してしまうというケースです。

以上は、ウィスラーのdmk会員さんのライディング。彼は、ほぼ完全にカービングターンに滑れるし、スピードにも負けない力強いライディングをします。
だけど、目線の先行が早すぎる。
というか、一度たりともボードが進む彼の左方向に目線が行かないパターン。

こういう人は多いのですが、目線の先行が早すぎて、
次のフロントサイドターンが小さすぎる傾向になります。

つまり、バックサイドターン弧はやたらに大きく、
フロントサイドターン弧が小さくなってしまう。

結果、バックサイドの壁が上手に上れないという症状にもつながってきます。

以下は、目線の先行が正しい例。
彼女は、ボードがまさに行きたいという方向に、
目線をほのかに先行というか、誘導していますね。
決して、早くこっちの方向に来なさい、と命令していない。

結果、きれいなカービングターン弧を描きます。

(以下、参考動画)
http://youtu.be/UoXy3uA8bnA

初心者、中級者で間違った目線の例だと、
フロントサイドターンの時に、山を見てしまう人もいます。

きっと苦手なフロントサイドをさっさと終わらせようという思いなのでしょうが、
そうすると、ターンした後、減速して、次のターンが「えっこらさ」っていうふうに、
非効率的なターンをしてしまいます。

あと、初心者の方でリフトを降りる時、降りる方向でなく、
横側を見る人も多いですね。
そういう人は、うまくリフトを降りることができません。

この目線の先行は、フリースタイルでも応用できます。

ハーフパイプだったら、リップ見て、空中見て、着地点に目線が行くという流れになります。
この時、空中に目線がいかないと、エアーターンがうまくいきません。

キッカーでも、アプローチの時、リップを見て、空中を見て、ランディングを見て、
という流れになります。
リップの後、怖がって目線を空中に送らないとジャンプは安定しません。

ボックスでもいっしょ。
初めてボックスを入る時には、怖いものですが、
最初にボックスの入り口を見て(写真?)を見て、
入ったらボックスの出口(写真?)を見て、
さらに出口手前でランディングを見ることで(写真?)、
自分が操るべきボードの軌道が定まり、真っ直ぐに進みます。

以上、様々な例を紹介しながら、目線の大事さを説明して来ましたが、
ようは、「これまで以上に目線を意識してライディングしよう!」
という提案です。

この目線の意識で、明日のあなたのライディングは、変わるかもしれません!
ぜひ、試してみてください。

前回のハウツー・コラム「朝イチ」は、以下のページで。
http://www.dmksnowboard.com/howto/web/8385

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