【特集】オフシーズン スノボー板のお手入れ方法

LINEで送る
Pocket

news150603b

カバー・デザイン:Shuki
記事中フォト&原稿アドバイス:マスミ
Speicial Thanks:松本年一

 

楽しかったスノボー・シーズンも終了!だけで、どこかでひそひそ泣き声が聞こえない?
もしかしたら、押し入れにほったからかしのあなたが板が悲鳴を上げているのかも!?

スノーボードの板、シーズン終わって何もしないでそのままにしておくと、酸化して滑り難い滑走面になってしまうし、エッジが錆びて困ってしまうことになるかも。

そんなわけで、今回の特集では、オフシーズンにどうするべきか、その道のエキスパートな方に聞きました。
登場していただくのは、ユニークなデザインでよく滑るワックスと大評判のマツモトワックス、その創始者、松本年一さんです。

以下の特集原稿は、松本年一さん直々に執筆していただきました。
ぜひ、参考にしてあなたの大事な板を労わってあげてください。

 

1.バイディングを外します

スノーボードを保管する際には、バインディングを取り外しておきましょう。
滑走時のままバインのビスを締め込んだ状態で放置しておくと、板に埋め込まれているインサートビスが引っ張られて滑走面に凹みが生じます。
不慣れな方は、バインを外す前にお気に入りのセットポジション、スタンス幅、前後の取付アングルをメモしておくと良いですね。

 

2.デッキ面のクリーニング

折角だから、デッキ面(トップシート)も綺麗にしておくと良いですね!
特に春の雪山をよく滑った板は、結構汚れています。
ここでは、ピカイチ君が役立ちます。汚れを落としながら、艶出し効果もあるため、仕上がり後はピカピカに輝きます。
なお、リムーバーも代用できます。お気に入りのステッカーが剥がれたりしないよう、貼り付け部分は注意して拭き上げて下さい。

news150602b

1 バインディングの取り外し。大きなドライバーの方が力がかけやすく、ネジ穴を潰すことが少ないです。
2 デッキクリーナーはいろいろなメーカーから出ています。一度買えば、かなりの年数持ちます。ちなみに写真のは10年以上使っても無くならない!?
3 デッキは結構汚れています。特にバインディングの跡は残りますね。
4 傷でなければキレイに落ちます。

 

3.エッジのサビ落とし&サビの予防

エッジにサビが付いていたら早目に落としましょう。放置しておくと、浸食が進み落とすのが厄介になります。
浅めのサビなら、サビ取り消しゴムがお奨めです。無い時には、サンドペーパーでも代用できます。
有効エッジ部分に付いたサビを落とす場合は、エッジの角を丸めないよう注意しながら水平に当てて研磨します。

エッジの仕上げには、保管中にサビが付かないよう、市販の防錆ペンを塗っておくと良いです。
防錆ペンが無い場合には、油性マジックも代用できます。
またホットワックスで、エッジにもワックスを塗布しておくのも良いですね。

なお、エッジに付いたバリのリペアですが、程度にもよりますが、ファイルやセラミックストーン等を使って落とせます。
但しデリケートな部分なので、自信が無い方は、お店に出して綺麗にして貰うことをお奨めします。

news150602c

1 マスキングテープなどで位置と角度を貼っておくと安心です。
2 紙やすりを使ってもサビ取りは出来ます。
3 ソールに当たらないように爪を立てながら擦ります。
4 こんな風に切って置いておくと便利です。800番ぐらいがオススメ。

news150602d

1 油性ペンで防錆が出来ます。太めの方が塗りやすいです。
2 ソールに当てないようにソール側、サイド側を塗ります。

 

4.滑走面のクリーニング

①まずはリムーバーで汚れ落とし
リムーバーで滑走面を綺麗にしましょう。
特に春雪でよく滑った滑走面は、たいてい見た目以上に汚れています。
滑走面全体にリムーバーを塗布し、1分弱放置して汚れを浮かせて、キッチンペーパーで拭き上げます。
ペーパーが真っ黒になったら、ケチらずに新しいペーペーを使い、もう一度繰り返します。

なお、それでも落ちない頑固な汚れが残っている場合は(特に明るい色の滑走面で、汚れが目立つ場合など)
汚れた部分にリムーバーを垂らし、ナイロンブラシを使ってゴシゴシ擦ります。結構イケます。

以下、参考動画『リムーバーで滑走面をきれいにする』
https://youtu.be/yfHPDPgO_jE

 

②ホットワックスでのクリーニング
リムーバーであらかた綺麗にした後は、ホットワクシングでクリーニングを行ないます。
使用するワックスは、汚れを落とし易いクリーニングワックスがベスト。
もし無ければ、柔らかめのベース系ワックスOVER THE BBのYELLOWやREDでも代用出来ます。
ワクシングペーパーを使いながらいつも通りのホットワクシングを行ないます。
リムーバーで取り切れなかった、滑走面やストラクチャー内に残っていた汚れがワクシングペーパーに付着します。

ホットワクシングを終えたら、1分程放置して直ぐにスクレーピング&ブラッシングを行なって下さい。

以下、参考動画『リムーバーで滑走面をきれいにする』
https://youtu.be/_tTjLxYx2VM

 

③保管用のワクシング
汚れを落とした後は、保管用にワックスをかけておきます。
長期保管中に、酸化予防として滑走面を直接空気に触れないよう、ワックスでコーティングしておくことが目的です。

先程クリーニングで使用したワックスでもOKですが、もし数種類のワックスを持っている方は、ちょっと硬めのBLUE辺りをお奨めします。
※(柔らかいワックスは(保管状態にもよりますが)夏場の高温時に、表面に残しているワックスが溶けて滑走面内部に沈降していく事があります。)

滑走面全体に普段より厚めに塗っておくと良いでしょう。 板を冷ました後、ワックスは剥がさずに保管をします。

 

5.保管上のアドバイス

①板はシュリンクして密閉出来ればベストです。 シュリンクが出来ない場合は、ビニール袋や板の宅配専用袋でもOKです。
②直射日光が当たらず、高温多湿にならない場所に保管するのが理想です。

オプション
●滑走面やエッジのリペア
滑走面に付いた傷が気になる場合、程度にもよりますが、市販のリペアキャンドルを使い直すことが可能です。
ただし綺麗に仕上げるには、結構慣れのいる作業です。
大きい傷や深い傷の修理、自分でリペアするのが面倒な方は、お店に修理に出されることをお奨めします。

エッジのバリ取りは、ファイルやセラミックスト―ンで行えます。
ただし、有効エッジ部分の作業は、自信のない方はお店に出されることをお奨めします。

●チューンナップ
シーズン中のワクシング頻度や、メンテナンスによっても状態は異なりますが、シーズンを終えた後の滑走面は、多少の傷があったり、ケバや酸化も起きています。
また、エッジ部分にも多かれ少なかれのバリや、焼き、傷が付いていたりするものです。
もし翌シーズン、ベストな状態で滑走したい場合には、オフシーズンの間にチューンナップに出されると良いでしょう。
機械を使って滑走面の研磨を行ない、エッジも綺麗に磨いてくれます。
愛用の板が、新品同様に蘇るのも嬉しいものです。

 

以下はマツモトワックスがオススメするチューンナップ店舗です。

店名:RESUME(レジューム)
担当:牛田 様
住所:千葉県佐倉市上志津1834-15
電話:043-462-8724

店名:河童クラフト
担当:松浦 様
住所:愛知県田原市野田町平芝14
電話:0531-25-0571

店名:Dreamy
担当:坪田 様
住所:兵庫県姫路市飾磨区蓼野町134
電話:079-243-1117

 

LINEで送る
Pocket