【ハウツー】カービングターンのハウツー(2)「キレ」と「ズレ」の違い

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カービングターンで滑っていることを「キレている」と言ったり、そうでなく、板がザーザーと音を立ててスライドさせてしまっていることを、「ズレている」、または、「スライドしている」とか、あるいは「スライドターン」さらには「ドリフトターン」とも言ったりするのだけど、そもそも「キレ」と「ズレ」の違いはなんなんでしょうか?
言い方を変えれば、どのようにすれば、自分のターンが「キレている」のか、「ズレているのか」、わかるのでしょうか?

もっともてっとり早い方法は、単純に斜滑降してみることです。
斜滑降というのは、斜面を横切るようにして滑ること。
最初、助走を取るとkろおでは、ちょっとだけ縦に(谷側へ)板を走らせ、あとは斜面を横切るように滑る。
(注:この斜滑降をする時には、必ず後方から来るスキーヤー、スノーボーダーをチェックしてから行うようにしましょう。)

斜滑降して、自分の滑った跡を見る。そうすると、キレていればターン弧は鉛筆の線のように細くなるし、ズレていれば太い線になってしまいます。

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あともう1つの確認方法は、「静か」か「うるさい」か。
カービングターンの場合、ザザザーという音が小さくなります。
ズレたスライドターンは、そのボードをズラす音、ザザザーというのが大きくなってしまうのです。

写真を撮った時にスプレーを上げていたら、それはズレ。
スプレーが上がっていなかったら、キレです。

だから一見、スプレーが上がったカッコいい写真は、カービングターンではなく、スライドターンです。
さらに細かく言えば、ターンの前半はカービングターンでスピードを出して、後半にズラすことで、雪のスプレーが上がっているのです。

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まあ、こうしたターンの後半にちょっとズラしてスプレーを上げるような遊びをしたターンは、カービングターンという言い方でいいのではないか、と個人的には思うのですが。

さらにマニアックなことを言えば、僕はウィスラーの頂上からベースまで何十キロという長距離を滑る時、途中で軽くスライド・テクニックも入れます。
例えば、他のスキーヤーやスノーボーダーが多くなるエリアでスピード制御をする時、ちょっと上半身の先行動作を強めて、ほんのわずかスピード調整するのです。感覚的には「10センチだけズラす」とか、あります。
このスピード制御をした姿は、かなり微妙なことなので、見ている人はたぶんズラしたことに気づきません。それぐらいちょっとだけズラしただけなので。だから、カービングターンで滑り続けているように見えます。

マニアックな話で恐縮ですが、カービングターンを厳密に考えていけば、微妙にズラした部分があってもカービングターンと言ってもいいんじゃないかな、という話です。

ともかく、キレ味をてっとり早くチェックするには、斜滑降です。
そこからさらにレベルアップしたカービングができるようになるには、スピードを上げるようにすること。助走の部分をもっと真っ直ぐに、谷側に進むラインを長く取ると、よりカービング感覚を感じることができます。
まるで「J」の字を描くように滑ると、よりエッジング、荷重が必要になるので、よりカービングターンに近づけることができます。

参考リンク
【ハウツー】カービングターンのハウツー(1)カービングターンの定義
http://dmksnowboard.com/?p=21079

 

 

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