【スノボ初心者】キミはとても優秀な生徒さんです!

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今日は久しぶりにスノーボードの初めてというビギナーのクラスを担当したのだけど、生徒さんの一人が、こんな質問をしました。

「私ほど覚えの悪い生徒っていた?」

その生徒さんは、怖がり屋さんなところもあったけど、自分にとってはよくいる感じの生徒さん。
それどころか、最終的には一日でターンもなんとかできるようになったのです。

僕は、帰り際、

「キミはとても優秀な生徒さんだった!」

と力強く、伝えました。

スノーボードが初めての方は、なかなかうまく板をコントロールできないことから、自分はスノーボーダーに向いていないのでは?とか、上達が遅いのでは?と思ってしまうようです。
でも、初めてのスノーボードでうまくターンができないとかあたり前のことです。
僕は20年以上スノーボードを教え続けているけど、最初の日にターンがうまくできない方なんて、ザラにいました。

とりあえず、生徒さんには「3日辛抱しよう!」と伝えます。

疲れたら無理してプッシュせず、休めばいいのです。
というのも、スノーボード初めての方ほど、プッシュし過ぎるからです。
どんな天候やコンディションでも、初心者の方は最後まで、山がクローズするまで滑らないといけないと思っている人も少なくないですね。
それで、翌日はへべれけ。太ももやふくらはぎはもちろん。転倒による上半身や腕の強打によって、肩を上げることもままならないなんてことも起きてしまいます。

そもそも自分の上達の遅さを気にする人って、ある意味、向上心が強い人のように思います。
凄く上達したいから、自分の今の立場をジャッジングし過ぎてしまうのではないでしょうか?

スノーボードは、どんなレベルであろうとも、自分と他人を比べるものではありません。
ライバルは、前の自分のランです。
前の自分のランよりも、ちょっとでもうまくなればOKですよ。
きっと、そうやって続ければ、3日後にはもっと楽しめるようになります。

そして、いつかパウダーに巡り合った時、もうスノーボードはあなたの人生において、かけがえのいものになるでしょう!

だから、改めて言いたい。
「キミはとても優秀な生徒さんです!」

 

 

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飯田フサキ プロフィール
東京都出身、現在カナダ・ウィスラー在住。
スノーボード歴30シーズン。そのほとんどの期間、雑誌、ビデオ等のハウツーのリリースに捧げている。
90年代を代表するスノーボード専門誌SNOWing誌では、「ハウツー天使」というハウツー・コラム執筆。季刊誌という状況で100回以上連載という金字塔を立てる。またSnowBoarder誌初期の頃から様々なハウツー・コーナーを担当し、その中でも一般読者にアドバイスを贈る「ドクタービーバー」は大人気に!その他、自身でディレクションし出演もしたハウツービデオ&ハウツー本は大ヒット。90年代のスノーボード・ブームを支えた。
現在も日本最大規模のスノーボード・クラブ、DMK Snowboard Clubの責任者として活動し、シーズン中は日本へ帰国しコーチングも行っている。
シーズン中は、カナダのウィスラーのインストラクターとして活動し、今なお世界中の多くの人にスノーボーダーの楽しさを伝え続けている。

 

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