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ボードの構造 その2

その1ではボードの外見についてでしたが今回は中身についてです。通常ボードの中身は上から順に、トップシート、芯材、ベースとなっています。これはかなり簡単に言うと、ということですけど話を簡単にするためにこうしておきます。そのなかでも芯材について見ていきましょう。

コア
ボードの中心になるのがコアです。一般にウッドコアとかPUコアとかカーボンコアとか呼ばれているやつです。もっとも使われているのは昔も今も変わらずウッドコアで細く切った木材を組み合わせて板状にしています。この木材も木の種類・木目の使い方・切った木の配置のやり方・乾燥の状態などでコアとしての性能がなかり変わってきます。当然木材ですから均質に作るのにはかなりの技術が必要とされます。現在ではモデルにより数種類のコアタイプの中から選んで目的に一番合ったボードを作るブランドがほとんどです。ボードの心臓とも言える部分ですから各ブランドとも最も力を入れて開発している部分です。PUコアというのはポリウレタン等の発泡素材を使ったコアでフォームコアとも呼ばれています。ウッドよりも軽量に仕上がり品質もばらつきが少なくコストも安い。まるで悪いところが一つも無いように見えますが実際はウッドに比べ性能は落ちる場合がほとんどです。キッズ用のボードや低価格帯のボードの心材として使われている場合がほとんどです。この他にもカーボンのみで作られるカーボンコア(YONEXが有名です)やウッドコアとフォームコアの複合コア(ロシのTHCコアが有名)などもあります。この他にも数多くのコアがありますがそれぞれ長所と短所があり、乗り味も違いが出てきますからどのコアがベストとは一概には言えません。

ラミネート
コアをそのままトップシートとベースで挟んでボードを作ると言うことはまずありません。このラミネートでボードの性格が決まる場合も多いのです。一般に補強材などと言われている部分です。グラスファイバー(ガラスクロス)やカーボンファイバー(炭素繊維)などが多く使われています。コアの周りにグラスファイバーを巻いて樹脂を塗り初めてボードの芯に使われる状態になります。このファイバーは名前からもわかるように基本的には繊維です。この繊維を編み込んで布状にするのですが、このときの繊維の角度によってフレックスとトーションが変わってきます。この角度や厚み、繊維の種類などを研究して各ブランド独自の理論ができるのです。ですから各ブランドごとに主張があり「このコアにこのラミネートが最高」というような絶対的なものはありません。ただ最近の傾向としてコアはウッドコアでラミネートにファイバーを使うと言うのが一般的なようです。

この他にも多くの芯材がありますが、今回は一般的な話と言うことで細かい部分は省きました。この芯材の構成と前回の構造の話が一つになって、そのボードの性格を決めることになります。ですからボードの種類がものすごく多いのも納得できるのではいでしょうか。