ホーム
ニュース
掲示板
スペシャル
ハウツー
ギア
インタビュー
コラム
ENGLISH
ホーム> ギア > 研究室 >チューンナップ その3
研究室
ギアに関するご質問はギア掲示板まで

チューンナップ その3
HOTWAX編

それでは実際に行うHOTWAXの手順を説明しましょう。


0.下準備まずは下準備からです。

ボードを裏返しにしてしっかりと固定できる様にしてください。ボードの下に雑誌や電話帳をしいて、ボードがぐらつかないようにします。できればバインディングもはずした方がいいのですが、面倒な方は、高めに雑誌を積み上げて対応しましょう。しっかりと固定したら、アイロンに電源を入れ暖めます。WAXを少しだけつけてみて、簡単にWAXが溶けるようになったら準備完了です。

1.アイロンでWAXを溶かす

まずはWAXをソールにこすりつけます。これはアイロンが直接ソールに触れるのを防ぐためです。その間にアイロンを暖めておいて、暖まったらWAXを溶かし、ソールに垂らします。このとき注意しなければならないのは、アイロンの温度が低くてはWAXが溶けないが、アイロンの温度が高すぎてもいけないと言うことです。実際にやるとわかると思うのですが、アイロンの温度が高いと煙が出ます。この煙なんですが、体に非常に有害です。煙が出るかでないかのところで溶かしてください。溶かしたWAXを板全面に垂らしておきます。

2.アイロンでWAXをのばす

1でソールに垂らしたWAXをアイロンを使ってのばします。ソール全面にまんべんなくのばしてください。WAXをソールに浸透させるのが目的ですから、しっかりと板とWAXを密着させながら行ってください。このときにアイロンとソールの間にWAXシートを使うとソールの焦げ付きを抑え、なおかつ余分なWAXを吸い取ってくれるのでやりやすいと思います。動かし方はノーズからテール方向にのばしていきます。ここでも注意委が必要なのがアイロンの温度です。煙が出る温度ではソールが溶けてしまいます。高すぎない温度に設定しながら行ってください。また一カ所にアイロンをずっとおいておくのもよくありません。ソールが溶けなくても板全体にダメージを与えてしまいます。最悪ソールのはく離や、板のゆがみにつながります。常にアイロンをゆっくりと動かしながらWAXをソールに浸透させてください。

3.冷やす板を冷やします。

暖かいWAXが冷えてソールにしみこみ、ソールの中で定着するのを待ちます。だいたい30分位は必要です。ソールをさわってみて全然暖かさを感じなくなるまで冷やしてください。

4.無駄なWAXをはがす

次はスクレイパーを使って無駄なWAXをはがします。「なんだよせっかくWAXかけたのに」と思うかもしれませんが、よけいなWAXは滑走性能を落とします。きっちりとカスが出なくなるまではがしてください。WAXを過剰に塗ってしまった場合はここの工程が大変になります。適度なWAXを行いように練習してください。スクレイパーを動かす方向はノーズからテール方向にです。間違っても逆にかけないでください。引っかかりができて滑りが悪くなります。

5.ブラシをかける

仕上げにブラシをかけます。方向はノーズからテールです。このブラシをかける工程で、小さなカスをすべて取り払います。きちんとブラシをかけてください。初めはナイロンブラシ。その後馬毛ブラシで仕上げになります。

これで終了です。時間がかかりそうだなと言う人は、前日にHOTWAXをしておき、ゲレンデに着いてからスクレイパー・ブラシの工程を行ってもOKです。よくゲレンデでWAXはがしている人見ませんか?WAXのカスをまき散らすのには抵抗があるのですが、一晩じっくりとソールにWAXを浸透させれるのでしっかりとWAXが固まっていい感じに仕上がります。
慣れれば簡単です。どうですか?板の仕上がりが簡易タイプのWAXとは全然ちがいますよね。これはやってみた人じゃないとわかりません。どうしても自分でできないとか面倒だと言う人は一度ショップやHOTWAXができる友達にHOTWAXをしてもらいましょう。一度でも滑りの違いに気がつけば絶対自分でWAXをかけることの重要さがわかるはずです。