ホーム
ニュース
掲示板
スペシャル
ハウツー
ギア
インタビュー
コラム
ENGLISH
ホーム> ギア > 研究室 >バインディング その4
研究室
ギアに関するご質問はギア掲示板まで

バインディング その4

今回はステップインタイプのバインディングを見ていきましょう。


クリッカー

K2・MORROW・RIDE・NITRO(ブーツ)の4メーカーが採用している方式。ステップインの中で唯一縦留めを採用しているのが特徴。もともとはK2とSHIMANOが共同開発したシステム。ベースとなっているのはSHIMANOの自転車用の技術(ペダルとシューズを固定する技術)。6年目となるこのシステムですが、基本的な構造に変更はなく、どの年代のブーツとバインディングでも組み合わせることができます。年々改良されてきており、アルミのベースプレートの採用など、軽量に仕上げてあるのが特徴として挙げられます。縦留めの利点はエッジ方向に対しての反応が非常に早いこと。エッジの切り返しの早さはボーダークロスやフリーランでアドバンテージをもてると言えるでしょう。K2では、クリッカーシステムを軸に、スノーシューなども発売しており、バックカントリーに対応しています。バックカントリーに行く人で、着脱の早さと確実さを求める人には非常に優れたラインナップを持っていますから、システム的にはK2がおすすめです。今年K2では、スノーボード・スノーブレード両方に使える新しいブーツを発表しており、今後の展開が非常に気になるところでもあります。

SWITCH

VANS(ブーツ)・SWITCH(バインディング)・DCシューズ(ブーツ)・ノースウェイブ(ブーツ)・DRAKE(バインディング)が採用しているシステム。基本的にはVANS&SWITCH、ノースウェイブ&DRAKE、と言った組み合わせで開発が行われています。一番古いシステムでもあり、ステップインの先駆けとしても有名。TVのCMで一躍有名になったシステムです。横留め方式。ブーツのラインナップの多さではたぶん一番でしょう。バインディングもハイバックの有無はもちろんのこと目的にあわせて選択できるようになっていて、バインディングの完成度もほとんど文句のつけようが無く、非常によくできているといえます。一時期のSWITCHは重くて使えないと言ったイメージもなくなりつつあるのではないでしょうか?元々ブーツメーカーだったブランドでの採用が多いので、ブーツに関しては他のシステムよりも上と言った感じがあり、選択肢が多いのが特徴でしょう。

バートン

発売と同時に一般的になってしまったバートンシステム。やはりブランドの力を感じるところです。横留め方式の採用ですが、他の横留めシステムとの互換性はなく、バートン独自の方式を採用しています。完成度の点では後発ながら非常に完成されたシステムといえ、ビデオでもバートンのステップインを使用しているライダーが出演していたりと、一番身近なステップインかもしれません。ブーツは基本的にはストラップタイプと同じ物がベースになっており、ストラップタイプのブーツをステップインに対応させたと言った感じがあります。この辺はどのメーカーでも同じなのでしょうが、バートンに関してはその傾向が強くでているようです。基本的に今までのブーツのよいところをなくさないでステップインのよいところを取り入れたといった感じで、もっともふつうのフィーリングが得られるとの話も聞かれます。他社からはこの方式にあったブーツが発表されていないため、バートンのブーツが足に合わないと言った人には残念ながらおすすめできないと言ったところです。


この他にKISSMARKやELANなどのオリジナルシステムやROSSIGNOLやORIGINAL SINなどが採用しているSISシステムなど、ステップインにはまだまだ多くの規格が存在します。ユーザーの立場からしてみれば、せめて2種類か3種類の規格にまとめ、将来的にはスノーボード全体で一つの規格に統一して欲しいところです。ステップインは非常に優れたシステムであると思いますが、メーカー側にユーザーが振り回されているのが現状と言っていいんじゃないでしょうか。選ぶ際にはまず、ブーツのフィット感を優先し、その後バインディングを選べば間違いないでしょう。システムにこだわるよりは、使い勝手やフィーリングで選ぶ方がいいと思います。非常に魅力的なステップインなのですが、まだまだ過渡期にあると言った感じは拭えません。ただ、今後ステップインの占める割合が上昇し、一般的なシステムになるのは間違いないでしょう。やはり、簡単便利なのはうれしいですからね。