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バインディング

最近のバインディングは非常に高性能なモノが増えてきています。新しいテクノロジーの導入や今までの技術と経験から洗練されて非常に進化している道具です。ステップインの種類も増え、完成度もなかなかなモノです。従来のバインディングも飛躍的に進歩を遂げ、スノーボーダーの快適なライディングやスパートリックなどを支えている非常に大切な道具です。ではここで最近のバインディングの傾向と対策を探ってみましょう。

ストラップタイプのバインディング

スノーボードのバインディングの代表的なタイプですね。昔からあるタイプで最近はかなり進化しています。僕が使っているのもこのタイプです。一昔前はローバックタイプのバインディングやベースレスタイプのバインディングなんてのもありましたが、消えていってしまいました。現在ストラップタイプのバインディングはメーカーごとに様々な工夫が凝らされています。

数年前に発表されて以来様々なメーカーがその概念を取り入れたSIMS・Linkのテクノロジーは代表的なものです。Linkのテクノロジーとは、ブーツのつま先の部分を完全にバインディングにフィットさせるためのモノです。平らなところにおいて見るとわかるのですが、ブーツのつま先は反り返っていて地面についていません。この方が歩きやすいからなのですがこの隙間があるがために、フロントサイドのターンの時に一瞬タイミングがずれるらしいのです。力もその分無駄に使われてしまう。そこでSIMSが考え出したのがつま先の反り返ったバインディングです。(ちゃんとした名前があったと思うのですが思い出せません。)バインディングのつま先が反り返るとどうなるか?ブーツの地面についていない部分もバインディングが反り返ることによってピッタリとフィットするんですね。これはハッキリ言って調子いいです。エッジの切り返しが全然早くなります。各メーカーが同じ機能を採用していることを考えても絶対にワンランク上の操作性を約束してくれるテクノロジーです。

ストラップも二年前FLUXがラチェット巻き込み防止機能を持たせたトゥストラップを発表して好評でしたし、同じくFLUXが昨年は熱形成でフィット感バッチリのアンクルストラップを開発しています。サロモンも独自の方法でフィット感の向上につとめています。最近では3D形成のストラップも登場し、アンクルストラップはより高い次元で足首をホールドするようになってきています。

ハイバックはバートン・FLUXからウィング付きのモデルが発売されています。これは昔あった3ストラップシステムとサロモンのハイバックサポートシステムの進化型です。フリーランはもちろんのこと、ボーダークロス、ハーフパイプ、ワンメイクなどシチュエーションにあわせたハイバックのサポートが得られます。今年FLUXのウィングモデルを購入したので、シーズンをとうしてこのウィングの効果を検証していきます。素材ではカーボンが注目されています。軽く硬いカーボンを使うことによりよりクイックなレスポンスと軽量化が得られるために注目されているようです。ただ値段の点でまだまだと言った感じはあります。

その他にも新素材であるとか、衝撃吸収素材であるとか、様々な工夫を各メーカーが凝らしています。
では良いバインディングの条件とは何か?

調節できる部分が多い
 多すぎるとパーツの個数が増えるため強度が心配になるが基本的にブーツにフィットさせる際調節できるポイントはちゃ
んとないと困る。
しっかりとした堅さがある
 柔らかいと脚力を伝えきれないことがあり、力を無駄に使ってしまうため、疲れやすい。
つま先が反り返っている
 絶対この機能はあった方がブーツとフィットする。
ブーツとのフィット感がある
 隙間無くブーツとバインディングがフィットしなければ最高のパフォーマンスはあり得ません。

体的にバインディングを選ぶ

このタイプのバインディングを選ぶ際の注意点は、なんと言っても「ブーツとぴったりフィットすること!」これです。このほかにも「軽い」・「頑丈(壊れにくい)」等が挙げられますが、とにかくブーツにフィットしないことには話にならないのでこのことをまず考えてバインディングを選びましょう。

まず、ショップに自分のブーツを持っていきましょう。ショップに自分のブーツと同じ型・同じサイズがある場合にはショップに置いてあるブーツでいろいろと試してもいいのですが、やっぱり自分のブーツを持っていった方がベターです。ショップに行ったらとりあえず一通り見てみましょう。意外と種類が豊富なことに驚くと思います。バインディング専門のメーカーもあったりしますからとりあえず自分の好みのデザインのものを探してみましょう。ここでは各メーカーがどのような機能を持たせて、狙っているユーザーはどのようなユーザーなのかを店員さんに聞くといいと思います。さて、見つかったら自分のブーツを履きます。恥ずかしがってはいけません。その後実際にブーツにバインディングをつけてみましょう。ここで気にしなければならないのはハイバックとヒールカップの部分がフィットしているかということです。ここがフィットしているならまずはOKと思っていいです。例えばバートンのブーツならバートンのバインディングが合う。これは誰でもわかることですがバートンのブーツとバインディングの驚異的なことはこのヒールカップのフィットなのです。ショップで試してもらうとわかると思いますが、ブーツをバインディングにくっつけてストラップを全然締めないで逆さまにしてみましょう。ビックリ!ブーツが落ちないんです。このくらいフィットするバインディングを探しましょう。「そんなこと言われてもわかんないよ。」という人はちょっと乱暴かも知れませんが、自分のブーツと同じメーカーのブーツを履いているプロが使用しているバインディングを見てみましょう。プロが使うくらいですからぴったりとフィットするはずです。次に気にしなければならないのがストラップのフィット感です。実際にストラップを締めてフィット感を確かめましょう。もしどこか当たるとか、完全に締まらない、など不都合があった場合、そのバインディングはやめた方がいいです。ストラップがちゃんとフィットしないと滑っていて違和感を感じることになると思います。

ただストラップは自分で他のメーカーのものを買ってきてカスタムする事も可能なので、「どうしてもこれがいい!」って人は自分でパーツを変えて自分にあったバインディングを作ってしまうのも一つの手です。実際僕も数年前SIMSのLinkが使いたかったのですがトゥストラップが合わなかったので、eb'sのトゥストラップをつけて自分用に改造して使っていました。あまりおすすめできる方法ではありませんが奥の手として考えるのもアリです。こうしてバッチリとバインディングが決まったらボードに装着して完了!  ・・・ではありません。一度バインディングをバラバラに分解してブーツのセンターとバインディングのセンター、ボードに対してのセッティングなど細かい部分の微調整をしなければなりません。この解説はまた別な機会にやりたいと思います。

次はステップインについてです。