Vitamin JIB 北米販売へ

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午前中、ブレインウォッシュ・シネマのリッキーとミーティング。このプロダクションは、ルーブが登場するビデオ・カンパニーだ。バイタミンジブ北米販売に向けて、ディストリビューターの情報を伺ったのである。今まで知らなかったけど、北米では1つのディストリビューターがすべてをまかなっているのではなく、主要なところでアメリカ3カンパニー、カナダ2カンパニーあるということ。つまり、オレはこれから5つのディストリビューターに営業して、バイタミンジブを売ってもらう話しをしないといけないのだ。将来的にはもっと絞れればいいのだが、ともかくわからないので5つすべてアプローチすることにした。
時期的には遅いということだが、ともかく動いてみる。やってみる。まあ、いつもオレのやり方だ。そこで学んだことを来年度に活かせればいいので。
こうして動いてみると1つ気づくことは、日本だけの市場を考えるとひじょうに狭いビジネスになってしまうこと。例えば、考え方を北米やヨーロッパ、オセアニアまで広げれば、もっともっとターゲットの市場は開くなる。自分は日本でハウツー制作という分野では実績を残したと思うので、今後はまだ未開の地に足を伸ばそう、と思うのだ。その第一弾がビデオ。将来的には北米の専門誌ともハウツーの仕事をしたいと考えている。
ところでこうしてカナダで活動している自分は、もしかして英語が堪能でビジネス英語もできるのだろう、と思われるかもしてないけど、そんなことはまったくない。むしろ逆に文章英語などは大の苦手だ。だけど、苦手だと言ってもしょうがないので、ひじょうに単調に英文メールを書くのである。
はじめまして。
飯田フサキです。スノーボード・ビデオのプロデューサーです。
ハウツーのビデオを作っています。
日本はハウツーの市場が高く、そこで活躍している者です。
ジブ最高峰の一人であるシモン・チェンバリンとハウツーを作りました。
売ってほしいので、ぜひ見てください。
それでは住所を教えてください。
さようなら。
以上が、オレが出す単調な英語である。向こうはオレが英語をうまく話せないと思っているだろうから、かなりこちらも余裕な気分である。しかし、大事なことは絶対にきちんと伝わるようにしないといけない。今、自分は英語ビジネスとしては最低のレベルだけど、それだけはしっかりと伝えたい。また英語がうまくないだけど、ビジネスはプロであるということはしっかりと伝えていかないといけない、と考えている。
ともかく、どうなることやら。本当に北米で販売まで行けるのか。まあ、わからないからガムシャラに突っ走ってみよう。

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