this is dmk club in whistler

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まったく、ウィスラーの天候はどうしたんだい? 今日の温かさと言ったら、間違いなく春。いや、春を飛び越して夏ぐらい!? このまま冬が来ないでシーズンを終えてしまったら、まさに信じがたい雪の少なさ。ウィスラーの長い歴史始まって以来のバッド・イヤーだろう。だけど、この年にオリンピックがなかったことを感謝すべきか。いや、世界選手権という大きな大会があったのだが。
ともかく、そんな生暖かい陽気で週一度のクラブ活動がスタート。朝一番、昨日の雨で冷え込んだカチコチバーンで、「うわあ、あり得ない酷いコンディション!」と思ってしまった。だけど、ハジメは言う。「シャバ雪あるよ。グルーミングしてある良いコース」と。「なんでフサキさんたち、あんな固いコースに行ってしまったのか」と。「ゴメン」ということで2本目のリーダーはハジメ。確かにシャバ雪で絶好調のコースがあった。なんでもこういった陽気の時には、グルーミング(圧雪車)は夜入らずに朝入るとのこと。夜に入るとそのままグルーミングの跡がついてしまうのだ。そして、今、ハジメが案内しているコースが真っ先にグルーミングをかけてくれているコースなのである。
ハジメというのは、前からそうだけど、常に良いコンディションを探すのがうまい。ウィスラーの山のことをかなり理解している。というか遊びコースの理解度が深い。だから、どんな天候やコンディションでも楽しめることができるライダーで、そういったところはリスペクトしてしまう。
普通3月だとシャバるのは、お昼近くや、その後なのだが、あまりも温かくてその後どんどん雪が柔らかくなった。シャバれば楽しい!ということになるのだけど、オレらは早めに昼食にして、そのシャバ雪を楽しむことにした。昼食に行った時間、なんと11時という早さ。
昼食の時には、いつものようにビデオ撮影をした素材をチェックして、「そうか、自分はこう滑っていたのか」ということを確認してゲレンデにGO。
午後はタクミ坊やが撮影係をしてくれたこともあり、自分は何本か滑ることができた。ちなみにこの坊やは、16歳の頃からカナダに来ていて、現在18歳。最初はミッチャン(橋本プロ)が紹介してくれた子。昔からリスペクトの連中から「タクミは基本ができていない。しっかりを基本をマスターしてから」なんて叱咤を受けたのだけど、最近ではスタイルも磨かれて540も決めれるようになり、またその攻めるスタイルでどんどん成長しているように思う。まあ、まだまだという段階ではあるが、ハジメなどからもアドバイスを受けて確実に上達していると思うのだ。そんなタクミが、ビデオ撮影しながらも、オレにアドバイスをしてくれた。自分でわからなかった踏み込みの甘さなどを指摘してくれて、結構、これがツボにハマった指摘で良い感じに上達できた。
今までウィスラーのクラブ活動と言うと、自分が伝える一方の立場であったが、ここ1、2年でずいぶんと変わって来ていると思う。特に今年は、自分も積極的にビデオをお願いして滑るようになったし、何かみんなで上達するための研究をライディングしながら行っている、という感じ。これは一見、キャンプを行っているというイメージのdmkクラブで不安に感じる印象も受けるかもしれないが、とても良いことだと思っている。というのも、スノーボードのメソッドは進化の歴史だからだ。自分たちはウィスラーで世界のトップレベルの滑りを見てきているし、そのトップレベルに行くためにはどうしたらいいか、ということを常に日頃から考えるのである。だから、ハジメのようなうまいライダーも、今年本格的にスノーボードを始めた人まで、楽しめる活動なのだ。オレたちはいつだって、みんなのことを考えて活動をしている。そして、もちろん自分のことも考えて滑っている。その合体されたものが、楽しく!それがウィスラーのdmkクラブ活動なのである。こういったエキスを今年行ったウィスラー・キャンプ(日本から来るクラブ員向け)でも注入して、また来年も楽しいツアーを行いたい、と思っているのだ。

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