【フサキ日記】The Fourth Phase感想

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時差16時間。ウィスラーの自宅にて。みなさんに遅れるところ、16時間後にトラビス・ライスのスノーボード・ムービー、The Fourth Phaseを見ました。

素晴らしい映画を見た時、エンディング字幕が流れる中、一言も発せずに映画館を出て、ただただ感動に浸ることがあります。The Fourth Phaseはそんな作品でしたね。

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当然、映画並の映像クオリティということは覚悟していたけど、それでもこれまでのスノーボード・ムービー想定内という認識がどこかにありました。実際、最初見た段階では、そんな予想範囲内であったのだけど、ジャパン・パートから徐々に作品世界に入り込んでいく自分がいました。

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スノーというものが、まさに天の恵みによるもの。その粒子は海からやって来るというような感覚。雪か海なのか、わからなくなるほどの錯覚。ジャパン・パートでは、そんなスノーボードのディープパウダー感を味わえます。

しかし、もの凄い充実感に満たされた日本パートの後、カムチャッカから続く苦悩が。
それも次のアラスカ・パートまでと、かなり長い。

当然、その後には、この苦悩を鬱憤する展開もあり、このままハッピー・エンドと思って。
でも、その矢先、また思ってもいなかった展開が!

ストーリーの決まった映画ではないのに、映画以上のストーリー感を実話で残している。
そこには、スノーボーダーだけでなく、スノーボードをしない人たちをも巻き込むエネルギーを感じました。

The Fourth Phase。何か今季の自分のスノーボーディングを変えてくれそうな。
そんなバイブレーションというプレゼントを僕に与えてくれました。

http://www.thefourthphase.com/

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