シモン vs ショーンの話

広告 five  

朝大河を学校に送って行った後に山に行った。今日は天気も良かったし、ピークまで上がった。ピークに行った理由は、明日到着するdmkツアーの下見。雪のコンディションを確かめたかったのである。もうパウダーにはありつけない状態だったけど、ピークの方は雪質もよく安心した。
エメラルドチェアのところでシモン&フレイザーを発見。だけど、時計を見たら、もう11時近くで、「ヤバイ、大河の迎えは11時半だからもうすぐ!」というところだった。だけど、1本滑っても間に合う時間だったので、久しぶりにシモン&フレイザーといっしょに滑る。
あれっ?だけど、考えてみたら、撮影ではよくいっしょに上がるけど、こんなフリーランをいっしょにするのは初めてだ。それでいっしょに滑って思ったけど、改めてシモンは遊び上手だなあ、と思った。フレイザーもかなりうまいけど、1枚、いや1・5枚ほどシモンは上を行っている。それで、ひじょうに印象的だったのは、かなり1本滑るのが遅いということ。きっと今、これを読んでいる初中級者の人もシモンといっしょのペースで滑れるだろう。ともかく、スピードを出さずに、どこでもグラトリしているのだ。ちょっとしたギャップはもちろん、フラットなところでも木の横っちょでも、あらゆるところでジブジブやっている。それで、レールとかアイテムに入ると、超シブで決めて来る。
そう言えば、誰かが言っていたけど、ショーン・ホワイトは高速でレールをやるのでうまくない。だけど、シモンは低速でやるので、うまい、と。確かに低速でやるのは、スーパーバランスいいところで乗らないといけないので難しい。だから、シモンの擦りは、ほとんど上半身を使わない。手はかなりクワイエット(静か)なのだ。
ただ、ショーン・ホワイトも最高級だと思うけどね。高速でやるのだって難しいし、迫力あるよ。ともかく、両極端のスタイルかもしれないけど、シモンもショーンも激ウマだ!
リフトの上では、来年度のハウツー構想をした。それで、世界最高級のジブ軍団が、誰もが楽しめる雪上遊びのハウツーをやるということを提案したのだった。一応、これで来年度は日本一売れるビデオを狙っている。とりあえず、日本で天下を取ったら、世界にも行きたいし。

広告