【フサキ日記】バカ野郎!!

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先日、サンデーモーニングの関口宏が、スポーツコーナーでスノーボードの五輪選手に対し「他の五輪選手とはどうも違う。」というような発言がありました。

今夜のニュースステーションで、テレビ朝日で長年五輪を取材するアナウンサー宮嶋泰子は、新五輪種目スロープスタイルに対して「これがスポーツか。」というような発言がありました。

この人たちの頭の中は、いったいどうなっているんだろう?と疑いましたね。彼らにとってスポーツとか、スポーツマンらしいということは、どういうことを言うのでしょうか?

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今回、五輪に出ている選手は、他のスポーツ選手のように、スノーボードを愛し、一生懸命に練習をして来たアスリートです。五輪に出場する選手も、五輪を目指していた選手も他の五輪選手のように努力に努力を重ねて、様々なものを犠牲にして来て、夢を実現させた選手です。
スノーボードというスポーツが、時に他のスポーツ以上に怪我をするリスクが伴っているとしたら、さらに命を賭けて来たという言い方もできるかもしれません。

ご存知のように、元々スノーボードが五輪種目になった背景には、世界の若者がスノーボードを愛好し、人気が出て、お金にもなるから正式種目になったわけです。
もちろん、様々な考えのスノーボーダーがいたにせよ、スノーボーダーたちの多くが五輪を望んでいたわけではく、IOCという五輪の委員会が正式種目に採用し、当時あったスノーボード世界団体を排除し、五輪スノーボードというものを作り上げていきました。
古くからスノーボードをやって来た者としては、スノーボードという素晴らしいスポーツを多くの人に宣伝してくれる五輪に対して感謝の気持ちもありながら、権威を振り撒いて土足で上がって来た、という複雑な思いもあるわけです。

そこにマスメディアがいつも五輪の時に乗っかって、スノーボードというバブル風船をふくらましています。
そして、いつも五輪が終われば、お役目ゴメンとばかりにその風船は萎んでいきます。

そんな利用されて来た立場のスノーボードですが。正直、申し上げて、にわかにスノーボードを目にしたアナウンサーだかに、「アスリートではない」ような発言、さらには「スポーツでない。」というような発言を言われる筋合いはない!バカ野郎!!

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