2014 DMK GW TOUR REPORT

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恒例!DMKのゴールデンウィーク期間中のスノーボード・キャンプが一年ぶりに復活しました。
まーちゃん、サンチャン、ハヤトくん、ミックン、シンペイ。
今回は5人のキャンパーさんが参加してくれました。
日本からはムラッチョ添乗員が同行です。

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到着日

到着した日は、時差ボケ解消のために、軽くビレッジをプラプラしながら、お買いものなど。
カナダの澄んだ空気を吸って、頭をスッキリ。
そして、ルーブ・ゴールドバーグがホストとなり、ウエルカムパーティ。

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キャンプ中には、必ず現地の人と交流するようアレンジするのが、このツアーの売りの1つでもあります。
だって、せっかくカナダに来たのに、カナダの自然に触れたりするだけではもったいないもんね。やはり、現地で活動する人などと交流し、カナダをより感じてほしいと思うんです。

ルーブは、ウィスラーではリスペクトされているライダーだけど、そのフレンドリーさでもピカイチ。キャンパーさんと楽しく合流。
特にミックンは、初期の頃からのGWツアーの常連さんで、ルーブとは親交が深いものがあります。家族のことなど会話していました。

パーティ場所は、プロ・ライダー、デバン・ウォルッシュ、ケビン・サンサローン、マーク・ソラーズなどがオーナーを務めるELファニチャーハウス。
ここは居酒屋風のレストランで1品5ドルで、ピザやチキンウィング、サラダ類などいろいろなものがいただけます。

まあ、いわゆるお酒が弾む食べ物が多いんですが、到着日とはいえみなさん元気にモリモリ食べたり飲んだりしていました。

案の定、二次会まで行った方もいたようですが、ほどほどに切り上げ明日の初日に備えました。

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滑走1日目

初日は、このキャンプの現地コーディネイターのフサキがご案内!
ご存知、ブラッコムマウンテンを20年以上滑っている男。
山のコンディションだけでなく、キャンパーさんのコンディションなども考えながら案内します。
決して、同じコースは2回滑りません。この山のいろいろなコースを知ってほしい!という願いから、ローカル知識ならではのご案内。

ブラッコムグレーシアでは、ノートラックのパウダーもありましたよ。
幸先上々!みなさん、まずは山へご挨拶という感じでした。

ちなみにこの日は、みなさん自炊しました。
そして思う存分、お肉をいただいたそうです。
いつもツアーでは外食ばかりだけど、ためにはいいよね!

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滑走2日目

2日目には、スペシャルゲスト、DMKライダーのトモが来てくれました!
トモは、ハートフィルムなどでカナダのバックカントリーを滑りまくっている男。あいかわらずダイナミックな滑り。こうしたライダーがいるだけでもテンションが上がりますね。

コンディションとしては、10センチほどの新雪に下がカリカリ。結構、難しいコンディションなんですが、みなさん上手にパウダーをまき散らしてくれました。

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そして、お昼には本日のメイン・コーチの周さん登場!
周コーチは、カナダでコーチング学を学びながら、これまでナショナルチーム・クラスの選手をコーチングして来ています。
今回は、キャンパーさんからのリクエストにあったスピンのコーチング。
まずはカナダに来たばかりのキャンパーさんの体力を考え、ボードを履かずにその場でレクチャー。ちょっとお疲れ気味だった女性チームには、ちょうど良い休息になったのでは!? また、しっかりとスノーボードを学びたいハヤトくんには良い授業となりましたね。

ちなみにハヤトくんは、久しぶりにDMKキャンプに参加してくれたのですが、なんと現在はアメリカに住んでいてアメリカから参戦してくれたのです。こういう参加もとても嬉しいですね。

この周コーチの教えてくれたスピンの内容は、これまでに紹介したハウツー動画などでもアップしているので、ぜひご参考にしてください。
180から360、さらに540につなげるステップアップのためには、着地した時の姿勢が、さらなるスピンにつなげる形がどうかで決まって来ます。
だけど、これまで動画でチェックしたことを、改めて直接指導されるとまったく違うものです。やはり生はいいです!

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バンクーバー観光日

GWツアーの中日は、毎回、観光などに行きます。もちろんこれは強制ではなく、行きたい者同士がレンタカー代を出し合い、ムラッチョ&フサキがご案内するというもの。今回は、ハヤトくんはお休みで、その他のみんなは参加。もちろん、食事だって飲みだって、マストではなくそれぞれが楽しそうだな、と思えば参加すればいいわけです。これは、DMK流というか、フサキ&ムラッチョ流でもあります。海外のように自由なお付き合いでフランクに楽しんでいきたい!というスタンスですね。

さて、今回のバンクーバー敢行で狙った場所は、マーチャンご希望のアークティレックに始まり、ロブソン・ショッピング通り、そしてパークロイヤルのショピングモールなど。
また、これが毎回意外に好評なのですが、日常の雑貨や食品などが置いてあるウォールマート。そんなところに行きました。

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買い物大賞は、やはりマーチャンかな。
カナダでオススメのサーモンのパテのようなものを大量買い。これはにはスーパーのオバチャン、目を丸くして驚いていました。

ともかく、みなさんには良い休息になったようです。明日も楽しく滑りましょう!

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滑走3日目

3日目のモーニング・ランは、主に中間駅よりも下を狙ってクルージング。
この時期のこの下のエリアは、穴場スポットになるのです。
というのも、多くの人は、良い雪質を求めて上に上に、と行ってしまうのだけど、意外に下の雪がおいしいのです。
なぜなら、グルーミングされたばかりの雪がほど良く溶けて、まるで魔法の絨毯のようなところで滑っているような気分。これはある意味パウダーのようで、ボードのエジで滑るというより、ボード面で滑る感じ。みんなカービングがうまくなったと錯覚してしまうほど!? いやいや、実際にうまくなっているんですよ。実際にカービングできれいに滑っていたんだし。
サンチャンも本領発揮でカッコ良いターンを刻んでいました。サンチャンはDMK会員さんになる前は、ウインテック留学プログラムでウィスラーに来たことがあります。だから、体力さえ戻れば華麗に滑ってジャンプをしていました。でも、やはり久しぶりのブラッコムの山は大きかったようで、結構、筋肉痛だった模様。

この日、僕たちは普段どれくらのスピードで滑っているのか、測ろうということになりました。
スピードを測ってくれたミックン。
そして出た結果は、95キロ!
いやあ、スノーボードってメチャクチャにスピードが出るんですね。

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午後には、ローカルのカリスマ・コーチ、ダンカンが登場!
セブンスヘブンに行って、自然の地形の段差を使って、ジャンプのポイント、ジャンプのコーチングをしてくれました。
今回参加したみなさんは、パークも行くけど、どちらかというと自然地形で遊びたいタイプ。ダンカンはそういう要求にもうまく応えてやってくれました。
長年、様々な生徒を見て来たダンカンだけに、生徒一人ひとりに合った丁寧なコーチング。そのコーチングぶりはさすがです。

周コーチからダンカン・コーチ。豪華なリレーとなりました。

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今季は、フリースタイル・キャンプなど様々なDMKキャンプに参加してくれたシンペイがこの日は大フィーバー。ダンカンが提案したチョッカリ合戦にも参加して、知られざる(?)ポテンシャルを発揮。あれ、シンペイってこんなにうまかったっけ!?いやいや失礼。ベテランの味を見せてくれました。

ところで、思い出せば2年前、シンペイはこのブラッコムで足を骨折し、救急車を運ばれたのでした。その時、足に入れられた金具のようなものお祓いするかのように持って来たのです。あのブレイスはどうなったのだろう。ケガしたスポットで投げたのかもしれません。ともかく、シンペイはあの悪夢を払うかのように元気に滑って、そしてジャンプしまくってました。
過去には、迂回コースから落っこちるなど、他にもお騒がせ事件簿を持つシンペイ。ともかく、このGWツアーには欠かせないキャンパーさんです。

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最終日ルーブ・ゴールドバーグ登場!

GWツアーは、お祭り最終日でもあります。ここで登場するのは、ルーブ・ゴールドバーグ。
ルーブは、仲間も引き連れてこのキャンプを盛り上げてくれました。その内、一人、ヘレンはアディダス、イエスの看板ライダー。インターナショナルでの活躍で、メーカーからリリースされるカッコいいビデオにも登場する有名ライダーです。

ルーブは、コテコテのコーチングするというよりオレの背中で語るタイプ。ルーブならではの山の攻め方をみんなに教えます。
小さなヒッツでも、まるで大きなアプローチがあるようにぶっ飛ぶから不思議。こういうスポットは、技量があれば高く飛べて、技量がなければ小さく飛べるので誰もが楽しめるスポットでもあります。
スタイリッシュなライディングは、いつも僕たちに良い刺激を与えてくれます。

だけど、いつもルーブの後を追い楽しそうに滑るミックンがどうも調子悪そう。実を言うと、この日の最初の転倒で首を痛めてしまったようなのです。だけど、せっかくのルーブとのライディング。それを無駄にしたくなかったので、気合でセッションしたのでしょう。ミックンはパパで忙しくなったので、来年は来れるかわからない。だから、頑張って最後とのルーブとのライディング時間を大切したようです。

ともかく、みなさんの様々な思いが詰まったDMK GWツアーはこれにて終了。みんなそれぞれのリズムでおもいっきり楽しんでくれました。最高年齢のマーチャンのガッツも本当に頭が下がる思い。今回も最後まで頑張りましたね。

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山から下りたら恒例BBQ。
これはフサキ宅とその周りのパークや渓流などを利用して、BBQだけでなくキャンプファイヤーも楽しむというもの。

この時期にいるローカルのジャパニーズ・ライダーたち、フィルムクルーたち。そして、近所の子供たちも交じって、楽しい会です。
日本から遥々参加してくれたみなさんに、おもいっきりカナディアンスタイルを!

そして、最後にはルーブとヘレンから素敵なプレゼントもありました。

みんなも本当に楽しんでくれたと思うけど、今回、コーチングしてくれたルーブやヘレン、ダンカンや周くんも楽しい時間を過ごしました。
DMKキャンパーさんの笑顔が、僕たち明日の元気につながります。
参加してくれた方、本当にありがとう!
また、ウィスラーで再会するのを楽しみにしています。

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GWツアーキャンプの楽しい様子は、DMKフェイスブックでもアップしています!
https://www.facebook.com/DmkSnowboardClub

 

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