デイリーアーカイブ 2016年8月23日

【フサキ日記】初代DMKステッカー発見!

0
  なんと、凄いものが出て来ちゃった。 厳密に言えば、二代目だけど、まあ出回った枚数やインパクトなどを考えればこれが初代と言っていいでしょう。これが最初に、世に出回ったDMKステッカーです! 以前、ニュージーランドでお世話になった方が、自分のフェイスブックに投稿してくれました。 確か自分は二十歳ぐらいだから、今から27年前のものかな。いや、一度カナダに行って、再びニュージーに戻ったぐらいだから・・・、1991年かその後の頃です。 僕がカナダのウィスラーで篭りのスノーボーダーしていた時、仲間の一人、与作(ニックネーム)ってやつが、「フサキさん、ウィスラーで日本のスノーボーダー、盛り上がっていますよ。チームのステッカー作りましょう!」みたいな話になったのです。 ネーミングなど任されたので、いろいろ考えていたのですが、自分には『爆弾小僧』というのがピンと来ました。 当時、ダイナマイト・キッドという元気なプロレスラーがいて。それにもあやかった形。自分たちが「爆発しようぜ!」ということで、この名前にしたんだけど。 この頃、いっしょに滑っていて現在でもスノーボード界でも活躍している方と言うと、吾郎(小松)、あと周くん(高石コーチ)。 でも、この英語のロゴ、DYNAMITE KIDSの部分をデザインをしてくれたのは、大金ナオトというやつ。ナオトもしばらくの間、ライダーとかやっていました。スタイルは、当時のバートンのライダー、キース・ウォーレンスのように手足の長さを使ってメローに決めるって感じだったな。 だけど、自分のイメージでは、吾郎こそ爆弾小僧って感じのスタイルだったと思います。ともかく、滑りが爆発的に勢いがあったから。吾郎は、スノーボードを始めて1週間くらいで、高さ10メートル以上のクリフ、ウィスラーでは有名なウォーターフォールも飛んでいるですよ。凄いですよね。周くんに無理やり飛ばされたらしいけど(笑 そんな爆弾小僧(=DYNAMITE KIDS)は、自分がニュージーランドに行った時、さらに拡大すべくニュージーに来ていた様々な国のライダーに伝えて行ったのです。その時のステッカーが今回紹介したもの。 現在でも「グローバル」をテーマにしているけど、その時もグローバルというのがテーマで、ヨーロッパ、北米、地元キウイのライダーにも渡して、いっしょに滑っていました。あの時代、まだスノーボーダーというのはスキー場の不良のような立場で、それがまたおもしろかったなあ。 またニュージーでは、この活動を広げるべく、さらに商品化を進めて、その最初の一歩がベースボール・キャップでした。その時に、なんか英語3文字のカッコ良さみたいのがインスピレーションにあり、DYNA-MITE-KIDSという呼び方の区切りの3頭文字を取り、DMKになったのです。 その後、吾郎もナオトも、キング・スノーボードの立ち上げや、ドール(ウェア)などの立ち上げなどで、それぞれの道を歩むようになって。その後、ウィスラーに来たシンゴ(高橋)やカンスケ(大田)などは、残念ながら自分とはちょっと距離があって、DMKチームの仲間にはなっていません。ちなみに、その頃から二人は素晴らしいライダーで、また来た時はライバル心もあって、バチバチしのぎ合っていました。僕は、ちょっとだけお兄さんの年齢だったので、やや引いていた感じです。 あっ、距離が出ていた理由思い出した! あの頃、オレはアルペン・ライダーもやっていたんだ(笑)。みんなはバリバリのフリースタイルやっている時に。 当時、日本でユーロカーブを流行させた、マックさん(遠藤)とトレーニングさせてもらったんだよなあ。 マックさんは、たぶん自分よりもスノーボード歴はちょっとだけ遅いのかもしれないけど、エコーバレーでイントラ経験されていて、スノーボードに関しても天才的な感性を持っていたから、自分にとってはかなり影響を受けたライダーです。いろいろ勉強させてもらいました。 90年代から2000年代に自分がやって来たハウツーは、自分で言うのもなんだけど、日本のスノーボード界に影響を与えたと思います。そういうことも、マックさんから学んだことが土台になっていた、と言ってもいいでしょう。 そんなDMKが、なんでまた残っているかというと、大きな理由の一つには現在いっしょにスノーボード・ブランドの代理店をやっているムラッチョ(フィールドゲート代表)の影響が大きいんですよ。というのも、彼の力でDMKをスノーボード・クラブにしたようなものだから。また、DMKのクラブは、自分の「スノーボード伝える大好き力」で、現在のようなDMKサイトにつながっているわけです。 これまで、様々なスノーボード専門誌やスノーボード販売ビデオなどで、スノーボードの滑り方、こうしたらもっとスノーボードの虜になれるよ、ということをアドバイスして来たけど、そういうことをDMKサイトでやって来たというわけです。 そこがDMKの根ということでしょう。 この懐かしいステッカーを拝見して、あの懐かしかった思い、DMKの原点を改めて思いました。 これからもスノーボードの素晴らしさをたくさんの方に伝えていきます!!!  

BURTON THIRTEEN FW2016/W2017コレクションのお知らせ

0
  BURTON THIRTEEN 3度目となるコレクションは、アメリカンネイティブとロシアングラフィックが融合したオリジナルのキーグラフィックが落とし込まれたアイテムを中心にした13型、さらにはBURTON THIRTEEN特別仕様のスノーボードも加わっています。スノーボーダーである、デザイナー相澤陽介が考えるファッションとスノーボードが融合したラインナップをぜひご覧ください。 http://burtonthirteen.com/  

A Line / Yuta Watanabe in AK:

0
  アラスカで残せた渡邊雄太の一本のライン。切立った山々に囲まれた氷河奥地での撮影は難しい。青かった空に一瞬で暗雲が広がり、目の前が真っ白になるなんてよくある事。 悪天候に加え、氷河の裂け目がそこら中で口を開けている状況で視界を奪われるということは死にも直結する。限られたチャンスを活かし、自分の限界を押し上げ、人を魅了するような映像を残すのは至難のわざなのだ。 A Line / Yuta Watanabe in AK from HEART FILMS on Vimeo. www.heartfilms.com www.facebook.com/heartfilms Instagram: @heart_films