デイリーアーカイブ 2016年7月26日

【ハウツー】オーリーを見直そう!

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  Text: Sho Sakanishi スノーボードのハウツーには最初にオーリーの項目があります。 フリースタイルの基礎の動きです。しかし、なぜオーリーが大事なのか?その理由はあまり説明されていません。 今回はそこを説明していこうと思います。 まず崖の様な地形があると想定してみます。 崖に差し掛かった時に体重が前の方や真ん中にあるとどうなるでしょう?? 前に突っ込んで落ちてしまいますね。ではどうしたら突っ込まずに足から着地できるでしょうか? 後ろ足に最後に加重を掛けると足から着地することができます。 スケートボードをする人なら少し高い段差から下に降りる時を思い出して貰えばわかりやすいと思います。 キッカーや地形はこの崖が上に向いているだけなんですね。 スピードがあるので気付かないことが多いのですが、オーリーができていないと凄く突っ込みやすくなってしまいます。前に詰まって飛ぶのはマクラレルよりも危険です。 オーリーができなくても両足飛びで飛ぶことはできます。しかしここに上達を妨げる落とし穴があります。 両足で飛ぶということは抜けを待てないということです。 先ほど説明したように板の真ん中に乗っているとリップの先端に差し掛かった時にノーズが落ちてしまいます。なのでリップに両足がある状態で飛び出さなければならなくなります。   抜けを待とうとするとノーズが落ちて詰まったジャンプになってしまう。待つほどジャンプを失敗しやすくなるというわけです。 また飛び出す位置がリップの中になるので距離、高さ共にロスになってしまいます。 これを解決するのがオーリーなんですね! しっかりオーリー出来るか?(高く飛ぶ訳ではなくその要素が出来ているか?)がジャンプの完成度、カッコよさ、楽しさを広げてくれます。 オーリーは筋力が有る無しに関わらず誰にでもできます! この機会にもう一度自分のオーリーを見直してみてはどうでしょうか? きっとジャンプがもっと楽しくなりますよ!     阪西 翔 プロフィール 1982年3月11日生まれ 34歳 長野県出身 スポンサー NITRO, O'NEILL, ムラサキスポーツ松本店,  HIMARAK, HYWOD 日本を代表するチームHYWODのライダー。 ストレートジャンプを極める事に全てを費やし、その独自のスピン理論を磨きあげ多くのライダーを育成している。 また他のプロライダーにレッスンを行う事からスノーボード界の"教授"という異名で呼ばれる。 日本最高峰のHAKUBA47のパークをプロデュースし同パークでJAPANPARKSCHOOLを立ち上げる。オフシーズンはKINGSでレッスンをしオンオフを問わずレッスンプロとして活動している。 ●関連リンク 【インタビュー】トップ選手から一般スノーボーダーのコーチングで大活躍!/阪西 翔 https://dmksnowboard.com/interview/sho-sakanishi  

【動画】Bury Peri エピソード2

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  オーストラリアのペリッシャー・リゾート周辺で繰り広げられるスノーボード・シーンを紹介する Bury Periから、エピソード2がアップ! Bury Peri — Episode 2 from Boardworld on Vimeo. Riders; Jared Short Jesse Kennedy, Beau Fisher, Bensen Frapiccini, Charles McConnell, Shannon Stabb, Marjorie Couturier,...