デイリーアーカイブ 2015年11月13日
高石周の教えてコーチ!「スピン後半の回転速度の減速について」
世界の舞台でコーチとして活躍する高石周さんが、スノーボードの上達に関する悩みから、環境の提案など、様々な角度からスノーボーダーの相談に乗ります。
今回は、スピン後半の回転速度の減速についてについて。
質問者:ロー
お久し振りです。前回バックサイドの板が逆にズレるという現象を相談させて頂いた者です。前回の課題はアドバイス頂いた事をやり続けた結果ほぼ完全に改善され回転もスムーズになりました。その際にナックルが見える感覚を覚えるまでストレートを飛び続ける。思いきり回すつもりでタメを作ったまま解放せずにストレートを飛び続けてタイミングを掴む。ストレートで掴んだタイミングと同時にタメを解放する。ということを特に意識して練習しました。
さて、今回のスピン後半に減速するについてですが、スピン自体の形はそこまでぎこちないという感じでは無いのですが、回転の前半と後半を比べると後半明らかに減速してしまいます。高石コーチの過去のブログから、板が肩を追い越さずに上半身と下半身が揃った所から更に腰を引っ張っていくことで速度は加速、あるいは維持できると解釈しているのですが、どーにも上手くいきません。
原因の一つとしてグラブするのが早いというのは当てはまるのでしょうか??また回転速度を持続させるために出来る練習方法などは有るのでしょうか??現在動画を載せられない環境にあり文章だけになってしまうので、わかりにくいかとは思いますがアドバイスよろしくお願いします。
アプローチと抜けが安定したようで良かったです!
さて、今回の回転速度が落ちることについて。
まず前半の回転力があるということなので、上半身の捻りが回転のスタートダッシュを成功させていると理解できます。
この回転力が維持されるためには、体全体がこの回転に乗っていく必要があります。
参考に以下のページもご覧ください。
http://sportscoaching.blog72.fc2.com/blog-entry-166.html
http://sportscoaching.blog72.fc2.com/blog-entry-219.html
そのために回転軸の中心にある腰を回すと良いのですが、これがうまく回せない感覚がある場合、おそらく「伸張反射」をうまく使うことができないのかもしれませんね。
体幹筋と足の筋肉をしっかり伸ばして伸張反射を起こす状況を作り、さらにその筋肉を意図的に縮めることで、下半身はより軽く感じられ、さらに腰も容易に回っていきます。
これを実現させるには。。。
1.高い姿勢から足が伸びきるように蹴る
2.体幹筋を横以上に縦に伸ばす
3.蹴った後は意図的に足を引き上げる
4.胸を回転方向側の足にかぶせる
以上の運動が有効です。
1と2は伸張反射が起きる状況を作っており、3と4は伸張反射に加えて意図的な筋の収縮を加えています。
1と2はより縦方向に動くとも言えます。
3と4は筋肉が伸びきる前に行うことでより強く伸張反射を得ることになります。
これに横回転がより強く加われば、回転はより速く回ります。
動画がないのでただの机上の理論になってしまいますが、まずは試してみてください!
ウィスラーはもう数週間ほどでオープンです!
山はいまのところ順調に雪が降っており素晴らしいシーズンになることを期待させます!
今季こそ北米最大級のスキー場でのスキルアップを目指しましょう!
Snowboard Dojo Wizでは1週からの短期でもレッスンを受け付けます!
早めの冬休み、年末年始などを利用して、ぜひ世界最高の環境でスキルアップしましょう!
何も得られない1シーズンより、必ず上達する1週間!
お問合せお待ちしております!
http://www.snbdojowiz.com/123622183912356215121243112379--1236230003123753679612415.html
高石周(SHU TAKAISHI)プロフィール
新潟県長岡市出身。現在45歳。
1990年よりスノーボードを始める。1997年まで競技を続け、その後は育成の道へ。
2003年よりカナダのスポーツ専門学校でスノーボードプログラムの責任者を務め、2008年よりコーチングブログを始める。元ナショナルチームの渡部耕大、そして現在ナショナルチームで活躍する佐藤夏生など育成。その他、ビデオシーンで活躍する小川リョウキ、高尾翔馬など、日本を代表するライダーたちを育成して来た。
2012年よりコーチとして自立し、スノーボードコーチングプログラム「Snowboard Wiz」を発足。
ナショナルコーチング資格プログラム(NCCP)、カナダスノーボードコーチングプログラム(CSCP)など、カナダの各種コーチング資格を所得していて、そのコーチング・レベルはナショナルチーム・レベル。
BURTON RAIL DAYS presented by MINI 入場整理券配布へ
BURTON RAIL DAYS presented by MINIの観戦は無料ですが、みなさまの安全確保のため、コース正面の観戦エリアへは当日10時から配布される整理券が必要になります。
以下の詳細をご確認のうえ、土曜日はぜひ六本木ヒルズアリーナへお越しください。
入場整理券に関しまして
■配布時間
11月14日(土)10:00~16:00
■配布場所
六本木ヒルズアリーナ
アリーナカフェ付近入場整理券配布所
※整理券はお1人様1枚の配布となります。なお、整理券の配布が予定枚数に達した時点で終了となります。
※整理券1枚につき1名様が入場できます。
※コース正面の観戦エリア以外でもコンテストをご覧いただくことは可能です。
※入場整理券をお持ちの方は、16:30に指定された場所に集合してください。スタッフが入場のご案内をさせていただきます。
※集合時間に指定された場所にいらっしゃらなかった場合は、整理券をお持ちでも入場はできません。
※整理券をお持ちの方が入場されたあと、観戦エリアに空きがある場合のみ、追加で入場のご案内をさせていただくことがあるかもしれません。その際に入場ご希望の方は、16:00に入場整理券配布所付近にお集まりください。
お問い合わせ先
ライダーサービス
e-mail: [email protected]
Tel: 03-5738-2555
DMKシーズンインSEKKIキャンプ in 丸沼
今季一発目のDMK SNOWBOARD CLUBのツアー、『DMKシーズンインSEKKIキャンプ in 丸沼』の最終案内になります。
先にクラブ員の方にご案内してあり、残り枠はわずかです!!
概要&申込方法は下記から
●キャンプ概要
DMKシーズンインSEKKIキャンプin丸沼
【コーチ】関口(セッキー)強生
SPAZIOモリスポ、SANDBOXライダー
【同行スタッフ2名】ムラッチョ、マスミ(※雪上でのライディングのサポート他、万が一の怪我の時のサポートなどします。)
【開催日程】2015/12/19(土)~12/20(日)1泊2日
【開催場所】丸沼高原スキー場 http://www.marunuma.jp/
【宿泊】Cou屋(くうや) http://cou-ya.com/
【参加定員】20名まで
【対象レベル】ターンが可能な方~
【年齢制限】15歳(高校生)以上
【キャンプ代金】¥29,000
(二日間のコーチング料金とビデオクリニック、ゲレンデ送迎&リフト券、1泊2食の宿泊代、パーティ&プレゼントを含む)
【募集期間】2015/11/28(土)まで
【キャンプのスケジュール】
12/19(土)
8:30 Cou屋に集合
送迎車にてゲレンデに移動
9:00~開会式
9:30~12:00 レッスン&撮影
12:00~13:00 ランチ
13:00~15:30 レッスン&撮影
15:30 レッスン終了
送迎車にてペンションへ移動
18:00~ 夕食
19:30~ ビデオクリニック&パーティ
12/20(日)
7:00 朝食
各自にてチェックアウト後
送迎車にてゲレンデに移動
9:00~11:30 レッスン
11:30~12:30 ランチ
12:30~15:00 レッスン
15:00 閉会式
【キャンプ申し込み方法】
・以下記URLから同意書の記入をお願いします。
https://dmksnowboard.com/dmkdoisho/
※同意書の承諾がない場合には、申し訳ございませんが参加受付が出来ません。
・DMKマスミまで件名「DMKシーズンインSEKKIキャンプin丸沼参加」で下記の内容をメールで送って下さい。
[email protected]
※ご質問メールもお待ちしております!
メール内容
1)お名前(ふりがなもお願いします)
2)性別
3)会員番号
4)電話番号
5)郵便番号と住所
6)生年月日
7)返信希望のメールアドレス
8)同意書をお読みになりましたか (はい/いいえ)
9)同意書を承諾します (はい/いいえ)
お申込み内容は以上です。メールをいただいたら3日以内に必ず返信メールを送ります。万が一、返信メールが届かない場合、もう一度送信願います。
DMK SNOWBOARD CLUB お問い合わせ先
(株)フィールドゲート
ディーエムケー・グローバル事業部
Tel:03-5825-8187
e-mail: [email protected]
https://dmksnowboard.com/club/
【動画】マーカス・クリーブランドのノーズプレスtoコークスピン
この技、凄っ!!
ご存じ、スノーボード界の次世代リーダーと名高いマーカス・クリーブランドのノーズプレスtoコからのコークスピン。しかも、テール・グラブ付き。
斜めに回ったということで、コークというタイトル付けたけど、これは何かロデオっぽい動きでもあるね。技名なんだ!?
これだけ自由にボードをコントロールできれば、さぞかにスノーボードの楽しさも異次元に違いない。
Fun one from today!👌🏻 video: @isakulstein | #Austria #Stubai #PressPlay
Marcus Klevelandさん(@marcuskleveland)が投稿した動画 - 2015 11月 10 8:54午前 PST
ウィスラー一週間早めて来週オープン決定!
北米で最大のスキーリゾートで、日本人スノーボーダーたちに人気の高いカナダのウィスラーが、一週間早めて来週木曜日11月19日(木)にオープンすることを決定した!
(山の上は、雪がたくさんでいつでもオープンできそうな状況だ。)
11月に入ってから、ウィスラーの山では1メートルほどの雪が降り、この週末もさらに50センチも積もる予報。
今日は、山だけでなく里でも雪が降り、明日の朝起きて窓から景色を眺めれば、一面雪景色となりそう。
昨年、ウィスラーは不名誉な雪不足のシーズンとなったが、今季は本来の力を発揮して、シーズン早々からパウダー天国となりそうだ。
Whistler Blackcomb to open a week ahead of schedule on november 19
Whistler Mountain will be opening one week ahead of schedule on Thursday, November...
【動画】痛っ!スヴェン・ソーグレンが肩脱臼
これは痛そうな動画。
世界最高峰のビッグエアー・ライダーの一人。スゥーデン出身のスヴェン・ソーグレンが3回転バックフリップをした後に転倒し、
肩を脱臼・・・。
まさにこれからシーズンが始まるというのに、残念だ。
Here's what happened two days ago. Got a bit to much speed and rotation on a tripple backflip. So I dislocated my shoulder, right...
SANDBOX かぶりこなしファイル③阿刀 暖
DMK読者の方にはお馴染みのカナダNo1人気ヘルメットのSANDBOXヘルメット。
その魅力をライダーさんに教えていただくコーナー『SANDBOX かぶりこなしファイル』です。
(写真上は、CLASSIC 2.0 SNOW - SPLATTER。)
カナダ時代にSandboxからサポートされ始めてからずっとツバなしモデルのLegend Snowを使っていたんですが、もっとヘルメットをキャップのようなニュアンスで被りたいと思って今シーズンからはツバ付きモデルのClassic 2.0 Snow TransWorldコラボモデルを使用しています。
今回はMサイズをチョイスして、パッドを入れて春先にビーニーなどを下にかぶらずにジャストで着けれるサイジングにしています。 逆にこれからの冬はパッドをとって、ヘルメットのしたにビーニーやゴーグルを着けれるように調節して使っていきます。
デザインもシンプルなマットブラックのモノトーンなので色んな格好に合わせやすいですね。
最近は流行のフード付きネックウォーマーをヘルメットの上から被ったりして、よりキャップらしさを演出しています。Sandboxはデザインやフォルムも洗礼されているのと、自分自信も小さめのサイズを選んでいるので、ヘルメットの上からフードを被ってもパツパツになりにくく自分のしたいスノーファッションを邪魔しません。
Sandbox Facebook
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お問い合わせ先
(株)フィールドゲート
ディーエムケー・グローバル事業部
Tel: 03-5825-8187
e-mail: [email protected]
http://www.sandboxland.com/