デイリーアーカイブ 2015年11月11日

【動画】Frontline Rail Jam 2015 ホルダー・ヘルガソン優勝!

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  毎年恒例、ストックホルムの街中で開催されるヨーロッパのキックオフ・イベント、Frontline Rail Jam 2015で ホルダー・ヘルガソンが優勝! そのハイライト動画がアップされているので、ご紹介しよう。 FRONTLINE RAILJAM 2015 - Official Video from FL Clothing on Vimeo. Frontline Railjam 2015 Filmed by: Dennis Ylikangas and Markus Simmingsköld Edit by: Dennis...

パークアイテム作りを仕事に/原 祐司

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  スノーボードに関する仕事というと、みなさんはどんなことを思い浮かぶだろう? プロ・スノーボーダー、インストラクター、パークディガーなどの雪上のワーク。 撮影者、編集者など、雑誌や映像のワーク。 さらには、メーカー、ショップ店員など販売に関するワークなど。 そんなことを思い浮かべる方が多いだろう。 だけど、世の中にはパークのジブ・アイテム、レールやボックスなど作ったり、アイテムのプロデュースをする仕事をしている人がいるんだ。 今回、紹介するのは、その第一人者でもある原 祐司。 そう、聞いたことがあるでしょ!ファーストチルドレンのスノーボード・ムービーでも熱い滑りを見せるライダーだ。 その原さんは、この秋にも話題になっているBurton Rail daysのアイテム設定するアイアンクロウというカンパニーで活動しているんだ。 なかなかみんなに知られていないこのパーク・アイテム事業の仕事に迫ってみました。 Q そもそもライダーであった原 祐司が、こうしたパークのアイテム事業をしたきっかけは何だったのですか? A アイアンクロウを立ち上げたのは、ちょうど2000年ぐらいが初まりで、当時まだ日本には、ジブ(レールやボックス)のアイテムは、スキー場には、ほとんどない頃でした。国内で唯一SLOPE STYLEのイベントが、北米のカルチャーをいち早く取り入れ、走りとして開催されていた時代です。あの時、ありがたくもたくさんのスポンサーのサポートにより、シーズンの大半を北米で過ごしていたため、いち早くSLOPE STYLEやJIBカルチャーに触れることができ、「いずれ日本にもSLOPE STYLEのコースやレールやボックスが取り入れられる時代が来る!」と思っていました。 また一番のきっかけは、自分がJIBに魅了され、自分でやりたかったのが動機で、手探りで始めたのがきっかけです。 Q なるほど、自分でやりたくて、自分でステージを用意したんですね。 A でも、最初に自分で作ったレールは本当に粗悪品でシーソーのように、まったく安定しない代物でした(笑)。 そのあとにイベントでシーソーレールをイベントで発案したので、ある意味かなり最先端行ってたのかな。 Q 先見の目があったんだ(笑) アイアンクロウでは、パークのデザイン提案や、運搬、設置、さらにはパークプロデュース等トータル的な分野でサポートするということですが、もうちょっと具体的にどんな仕事の内容か、教えていただいてもよろしいですか? A 現在は、物作りとイベント運営が主なので、スキー場やメーカーさんイベント運営会社の方達と、打ち合わせなどを繰り返し、より良い物作りを心がけています。お客さんに喜んでいただけるイベント運営ができるよう話し合いを進めて行き、実際に仕事が動き出したら、地元の商工業の方達の協力を得て完璧な仕事を目指し動いて行くのが基本的な流れになっています。 細かい仕事内容でいえば、打ち合わせから始まり、見積もり作成、イメージ図やコースレイアウト図面、企画書の作成やアイテム製作、運搬、設置、コース作りなどなど多岐にわたります。 (ライダーのシンプルな思いが、今では多くの人を巻き込んで、Burton Rail Daysまで築き上げている。真剣におもしろいことを追求した結果だ!)   Q 凄いな。自分の思いで始まったことが、どんどん深くビジネス化されていったんですね。 世の中には、こうした仕事に興味を持ち、ぜひやってみたい、アイアンクロウに入りたい!という方もいるかと思いますが、そんな人にアドバイスをいただけないでしょうか? A 物作りやイベント運営は、一人では、できません。まずこれを作りたいと思いますね。じゃあ、どうすれば 作れるのかを考えていくと、やっぱりたくさんの方に相談することになります。たくさん相談することによってたくさんの仲間が増えます。そうやってアイアンクロウの仕事の幅も広がって来ています。この先も新しい面白い人材が登場することにより、また新たに面白い分野の仕事に取り組むことができ、たくさんの経験を経てまた面白い仕事が舞い込んでくることを非常に楽しみにしています。 「人がやっていないことを真剣にすると、面白い仕事がやってくる。」 これがアドバイスです。 Q  なるほど。また、原 祐司という人柄も大きいと思いますね。 何か話しやすいというか、かしこまらないでいける温かさがあるというか。 ところで、現在はライダーとしてどんな活動を? また、アイアンクロウとの両立は、どんな生活ルーティーンになっているのですか? A 基本的なライダーのコンセプトは、変わりませんSNOWBOARDでできること全てが好きです。ジバーでもパイパーでもスロープスタイラーでもなくSNOWBOARDERでありたいです。 近年は写真撮影を主にその時々の雪のコンディションに合わせて動いています。厳冬期には、山を滑り、雪のクオリティーが悪くなってきたら、パークやパイプをしたりとそんな感じです。 基本滑り終わったら仕事をします。山を歩きながら良い景色を見ながらイベントの構想などすると結構良いアイデアとか出て来たりもしますよ。 (まだまだ過激に攻める原 祐司。いつになっても全力でスノーボーディングを楽しむ姿勢はリスペクトだ。) Photo: Jun Yamagishi   Q ファーストチルドレンの方の撮影は? A 現在ファーストチルドレンの活動は、若い世代へバトンを渡しました。ビデオ撮影をしない分、新しいロケーションを探しまわっています。また何かの形で発表できたら良いと思っているのでお楽しみにしていて下さい! Q 最後に、今後の原祐司の展望、夢などあれば教えていただけますか? A アイアンクロウ的には、1つ大きなイベントを将来的に開催したい夢があります。たくさんのライダーのモチベーションにもなり、業界のためにもなり、お客さんにも喜んで頂けるスーパービックイベントです。その日のために今はイベントや仕事を積み重ね、力を付ける時期だと思っています。 そんなタイミングがきたら是非みなさん相談に乗って下さい。 ライダー的には、場所を選ばずかっこ良い滑りがしたいので、滑り込みをしっかりして、backcountryのスキルしかり知識が浅いので、勉強と経験を積み重ね、真のオールラウンドSNOWBOARDERになりたいのが、夢です。   原 祐司 sponser: bound.DC.shred.ashram.verita.ironcrow. 長野県出身 17才の時に赤倉のバイト先で、スノーボードに激烈にはまり込み、23才の時にプロ昇格。その後、主にファーストチルドレンにてフィルミング活動、パート1から16まで出演!!! パート3の時にベストビデオパートナー賞を受賞。専門誌のカバーも3回も飾る! 現在は、滑りの幅と地図を広げるため、バックカントリーのライディングを修行しながら、山岳関係も勉強中!「ガイディングなども、これからしていきたいなー!」とのこと。 アイアンクロウの活動とhollydayというイベントプランナーなど精力的に活動中! アイアンクロウ...